出会いは、一歩先にある
振り返ってみると、自分の仕事や人生は、人との出会いによって少しずつ形づくられてきたように思います。
若い頃、外勤でいろいろな病院に出向き、大学とは違う診療の進め方や考え方に触れました。赴任先でも、これまで知らなかった先生方やスタッフと一緒に働き、自分で考え、判断する場面が増えていきました。
当時は、不安や戸惑いもありました。
それでも今になって思うのは、新しい環境に身を置いたからこそ出会えた人がいて、経験できた仕事があり、それがその後の自分につながっているということです。
入局先や進路を考えるときには、「他の病院の方がよいのではないか」「別の診療科の方が自分に合っているのではないか」と、いろいろ考えるものだと思います。
もちろん、よく調べて考えることは大切です。
ただ、最後は条件だけでは決めきれないこともあります。
実際にその場所に行き、人に会い、話をしてみて、「ここでやってみたい」と感じる。そうした感覚も、案外大切なのかもしれません。
人との出会いが、その後の自分の考え方や進む方向を変えることがあります。私自身、何度もそう感じてきました。
慎重に考えて、それでも迷う。
そんなときは、少し前に進んでみることをお勧めします。