ABOUT PAIN CLINIC

ペインクリニック科について

痛みは非常に辛く日常生活に大きな影響を与える症状です。慢性痛の有病率は人口の20%と言われており、多くの方が悩まされております。そこで滋賀医科大学麻酔学講座では、2007年よりペインクリニック科を開設し、痛み診療の中核を担うべく、治療のみならず、教育、研究に取り組んでおります。なかでもX線透視下・超音波ガイド下での神経ブロック療法を数多く施行し、安全かつ確実な治療法として、確立してきました。

さらに、最近では、高周波熱凝固法、パルス高周波法による神経ブロック療法を積極的に取り入れ、安全性が高く、長期間にわたる効果が期待できる治療法を確立しています。

われわれは、患者さんの精神心理状態、社会生活の状態、日常生活の活動度を考慮して、痛みに苦しむ患者さんのQOL向上に貢献することを目標にしております。

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ペインクリニック医募集

痛みと向き合い、患者のQOLを高める医師を求めています。

ペインクリニック・緩和ケア・癌性疼痛の治療に意欲を持つ方を歓迎します。

ベテランから若手・中堅の麻酔科医師まで、助教・医員(後期研修医)など様々なパターンで参画いただけます。 痛みの本質を理解し、しっかりとした診療を行うペインクリニシャンをともに育てていきましょう。

CLINICAL PRACTICE

診療体制と当科の特色

一日40人〜90人程度の外来患者を診察しており、脊椎疾患が増加傾向にあります。透視下の神経ブロック療法は週4回(月・水・木・金曜日に放射線部)施行し、低侵襲手術は主に水曜日に手術室で行っています。

2007年度に滋賀医科大学附属病院にペインクリニック科が開設され、超音波ガイド下神経ブロックなどの新しい低侵襲治療も積極的に施行しています。

ペインクリニックは病院の中期計画においても「疼痛に対する学際的治療の充実」を目標のひとつに掲げており、整形外科・脊椎外科・リハビリテーション科・脳神経外科・神経内科・精神科・心療内科など関連各科との連携も非常に良好です。

若手の先生のプログラムでは、NTT東日本関東病院などの国内留学のシステムも整えています。

VISION

今後の展望

透視下神経ブロック治療を中心としたInterventional Pain Treatmentは、外科のトレーニングと同じように集中的に多くの症例をこなすことがテクニック習得の要です。これを当科の方針とし、安全かつ確実な治療を目指しています。

また、evidence based medicineと個々の患者に合わせたnarrative based medicineを融合させ、QOLを重視した診療を行うペインクリニシャンの育成に努めていきたいと考えています。心療内科・リハビリテーションなど学際的治療の知識習得も必須と位置づけています。

ペインクリニック科は医療崩壊の波の中で、やりがいをもって医師としても人間としてもQOLを充実させることを目標にしています。過重労働ではなく、仕事の時間も自分の時間も共に充実してこそ満足感・達成感に満たされます。そのようなシステム作りをめざしています。

新しい時代を切り開いていく人材を広く求めています。

DUTIES

助教以上の業務内容

主としてペインクリニックの臨床業務(週1回程度は手術室での麻酔業務を担当)

RESIDENT PROGRAM

ペインクリニック科レジデント専門医養成コース

滋賀医大では関西の4大学にも認められた高度大学人養成プログラムのもと、ペインクリニック科でも専門医養成コースを開設しています。

研修(ローテーター)終了後のスケジュール

1年目
麻酔 4日+ペイン 1日
2年目
麻酔 2日+ペイン 2日+外勤 1日(麻酔標榜医取得後)
3年目以降
国内留学を含め、希望を考慮したプランを設計
TRAINING

ペインクリニック研修について

経験可能な疾患

初診患者の多くは整形外科から紹介される椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などの脊椎疾患です。次いで帯状疱疹後神経痛・CRPSなどの神経性障害性疼痛が続きます。また癌性疼痛のコンサルトも増加しており、緩和ケアの一環としてオピオイドや鎮痛補助薬の使用法・副作用対策を中心に指導しています。適応があれば腹腔神経叢ブロックなどの神経ブロック療法も行います。

経験可能な手技

放射線部・手術室でX線透視下のあらゆる神経ブロック治療を年間3,000例程度行っています。主な手技は以下のとおりです。

  • 神経根ブロック、椎間板内治療、椎間関節の高周波熱凝固法
  • 三叉神経節(ガッセル神経節)の高周波熱凝固法、Pulsed-RF
  • バージャー病・レイノー病・ASOに対する交感神経ブロック
  • 腹腔神経叢ブロック、腰部交感神経ブロック
  • 腕神経叢ブロック、仙骨硬膜外造影・ブロック、椎間板造影・ブロック
  • 末梢神経へのパルス高周波法(Pulsed Radiofrequency:P-RF)
  • 仙腸関節ブロック
  • 肩甲上神経ブロック

さらにその後に取り組む術式として、経皮的髄核摘出術などを習得します。

RESEARCH

主な研究分野

慢性疼痛患者・CRPSを中心とした神経障害性疼痛患者のMR Spectroscopy(MRS)やVBM(Voxel Based Morphometry)による局所脳神経機能の研究を主軸に行っています。

ACCESS

交通アクセス

当院は地理的にも京都・大阪からアクセスがよく、名神高速道路草津田上インターチェンジから2〜3分のところに位置しています。 公共交通機関でのアクセスは、JR京都駅から瀬田駅まで18分、JR瀬田駅からバスで約10分です。

CONTACT

お問い合わせ先

滋賀医科大学医学部附属病院 ペインクリニック科

住所
〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町
診療科長
北川 裕利
TEL
077-548-2281
FAX
077-548-2781