滋賀医大麻酔科スタッフ

滋賀医大麻酔科での研修・見学について、各セクションからご覧いただけます。

Specialty Program

専門プログラムについて

麻酔科専門医をお考えの皆さんへ

公益社団法人日本麻酔科学会の認可を受けた麻酔科専門医研修プログラムが公表されました。こちらをご覧ください)

PROGRAM GUIDE

麻酔科専門研修プログラムとは?

日本専門医機構が定める研修カリキュラムを修了できるよう、複数の病院が連携して臨床研修を行う仕組みが、専門医研修プログラムです。

PROGRAM PDF2026年度 麻酔科専門研修プログラム

守備範囲の広い麻酔科医になろう

麻酔科は、手術室の中だけで完結する診療科ではありません。

重症患者の全身管理、急変時の対応、集中治療、救急、疼痛管理、周術期管理、そして多職種との協働。呼吸、循環、輸液、輸血、鎮痛、鎮静を駆使しながら、患者さんの生命を守り、病院全体の医療を支える。それが麻酔科医の大きな魅力です。

滋賀医科大学麻酔科専門研修プログラムでは、まず麻酔科医としての確かな基礎を身につけます。一般的な手術麻酔はもちろん、心臓血管麻酔、小児麻酔、産科麻酔、神経麻酔など、大学病院ならではの高度で専門性の高い症例を経験します。さらに、集中治療、救急、ペインクリニック、周術期管理へと、自らの守備範囲を広げていくことができます。

私たちが目指しているのは、単に「麻酔が上手な医師」を育てることではありません。

どのような患者を前にしても病態を理解し、自ら考え、必要な治療を判断できる。手術室でも、ICUでも、救急の現場でも、周術期のどの場面でも頼られる。そんな守備範囲の広い麻酔科医になってほしいと考えています。

そして若い皆さんには、ぜひ伝えたいことがあります。

麻酔科医の可能性を、自分で狭めないでください。

専門医を取ることだけを目標にする必要はありません。心臓、小児、集中治療、ペイン、救急、研究、教育、地域医療。麻酔科で身につける全身管理能力は、さまざまな分野につながっていきます。興味を持ったことには積極的に挑戦し、自分自身の可能性を広げてほしいと思います。

そのために滋賀医大では、大学病院だけでなく、県内外の特色ある連携施設で多様な医療を経験します。高度医療を学ぶだけでなく、地域の中核病院で豊富な症例を経験し、異なる環境、異なる指導医、異なる患者さんに向き合う。その積み重ねが、麻酔科医としての引き出しを増やし、どこでも通用する力につながります。

専門医取得はゴールではありません。そこからが、麻酔科医としての本当のスタートです。

せっかく麻酔科医になるのであれば、手術室だけにとどまらない麻酔科医になろう。
患者さんの全身を診ることのできる麻酔科医になろう。
困ったときに「まず麻酔科に相談しよう」と思ってもらえる医師になろう。

滋賀医大には、そのための症例、仲間、指導医、そして挑戦できる環境があります。

麻酔科医としての可能性を広げたい。そんな皆さんと、私たちは一緒に働きたいと思っています。

Training

研修について

滋賀医科大学麻酔科専門研修プログラムでは、大学病院と県内外の関連病院をローテーションしながら、麻酔科医に必要な知識と技術を段階的に身につけます。

まず、一般外科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、脳神経外科など、幅広い診療科の手術麻酔を経験し、術前評価、麻酔計画、気道管理、呼吸・循環管理、術後管理といった麻酔科診療の基本を確実に習得します。

一般的な手術麻酔を十分に経験できることはもちろん、心臓血管麻酔、小児麻酔、産科麻酔、無痛分娩、集中治療、ペインクリニックなど、大学病院ならではの専門性の高い領域を幅広く学べることが、本プログラムの特徴です。

研修開始後の1~2年間は、原則として専攻医を一人で麻酔管理にあたらせません。すべての症例に上級医が指導医として入り、術前評価から麻酔計画、術中管理、術後管理まで、一連の診療をともに行います。

一つひとつの症例について直接指導を受けながら、判断の根拠や手技を確認し、習熟度に応じて段階的に自立を目指します。この手厚い指導体制は、滋賀医科大学麻酔科専門研修プログラムの特筆すべき強みです。

安心して学べる指導体制

研修開始後の1~2年間は一人にしません

麻酔管理では、患者さんのわずかな変化を捉え、状況に応じて迅速に判断する力が求められます。

滋賀医科大学では、専攻医が十分な経験を積み、自信を持って判断できるようになるまで、一人だけで麻酔管理を担当させないことを基本方針としています。

すべての症例に上級医が入り、次のような内容を症例ごとに確認します。

  • 術前評価とリスクの把握
  • 麻酔方法と周術期管理計画の立案
  • 気道管理や各種ライン確保
  • 術中の呼吸・循環・体温管理
  • 出血や予期しない事態への対応
  • 術後の疼痛管理と全身状態の評価

専攻医を早い段階から一人で担当させるのではなく、上級医がすべての症例で直接指導する体制を整えています。

症例数を重ねるだけでなく、一つひとつの経験を確実な学びにつなげ、安全に成長できる環境を大切にしています。

滋賀医科大学で学べること

一般的な手術麻酔を幅広く経験

麻酔科医としての基礎を築くためには、さまざまな手術や患者さんの麻酔管理を経験することが重要です。

一般外科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、脳神経外科など、多様な診療科の手術麻酔を通じて、術前評価から術後管理までの基本を身につけます。

全身麻酔、脊髄くも膜下麻酔、硬膜外麻酔、末梢神経ブロックなどを症例に応じて選択し、安全な麻酔管理を行うための判断力と技術を養います。

豊富な心臓血管麻酔

滋賀医科大学附属病院では、成人心臓手術や大血管手術をはじめ、多様な心臓血管麻酔を経験できます。

専攻医は上級医とともに症例を担当し、基本的な循環管理から、経食道心エコー、人工心肺、補助循環を用いる重症症例まで、習熟度に応じて段階的に学びます。

術前評価、術中の循環管理、術後集中治療を一連の流れとして経験することで、患者さんの全身状態を総合的に判断し、変化に対応する力を養います。

産科麻酔と無痛分娩

帝王切開術の麻酔管理に加え、無痛分娩についても実践的に学ぶことができます。

妊産婦特有の生理的変化を理解し、脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔などの区域麻酔を中心に、母体と胎児の安全に配慮した管理を身につけます。

緊急帝王切開、産科出血、妊娠高血圧症候群など、迅速な判断が必要な症例も経験します。産婦人科医、助産師、手術室スタッフと連携し、安全な周産期医療を支える力を養います。

幅広い周術期・集中治療研修

大学病院ならではの重症症例や高難度手術を通じて、呼吸、循環、輸液、輸血管理など、麻酔科医に必要な全身管理能力を磨きます。

集中治療では、術後患者に加え、敗血症、呼吸不全、循環不全などの重症患者を診療します。

手術室での麻酔管理だけでなく、術前から術後まで継続して患者さんを支える視点を身につけます。

マンスリーカンファレンス

日々の診療では、文献を読み、研究や学術活動について落ち着いて話し合う時間を確保することが難しい場合があります。

そこで当講座では、通常の診療から少し離れた環境で、月に一度、マンスリーカンファレンスを開催しています。

子育てや関連病院での勤務など、さまざまな働き方に配慮し、会場での参加に加えてWEBからの参加も可能です。勤務場所や生活状況にかかわらず、継続して学び、講座内の情報を共有できる環境を整えています。

カンファレンスでは、主に次の内容を取り上げます。

  • 最新論文の紹介と抄読会
  • 研究計画や研究成果の共有
  • 学会発表に向けた検討
  • 各診療領域の新しい知見
  • 講座内の研究活動に関する情報共有

専攻医から指導医までが参加し、診療グループや専門領域を越えて意見を交わします。

知識を受け取るだけでなく、自ら疑問を見つけ、文献を調べ、相手に伝え、議論する力を身につけることを大切にしています。

学会発表・研究活動

日常診療で経験した興味深い症例や臨床上の疑問を、学会発表や研究につなげることも大切な研修の一つです。

初めて学会発表を行う専攻医には、テーマの選定から文献検索、抄録作成、スライド作成、発表練習まで、指導医が継続して支援します。

Visit & Tour

見学について

随時、病院見学を受け付けております。下記のメールアドレスよりお問い合わせください。

滋賀医科大学麻酔学講座

住所
〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町
電話番号
077-548-2281
FAX
077-548-2781
メールアドレス
hqanes@belle.shiga-med.ac.jp

1週間経っても返信がない場合は、電話にて問い合わせ頂きますようよろしくお願いいたします。

個人情報は、その他の目的で使用する事はありません。
詳しくは「個人情報保護のご案内」をご覧ください。

Anesthesia Seminar

麻酔科セミナーについて

滋賀医科大学麻酔学講座では、学生・研修医・若手医師を対象としたハンズオンセミナーや、周術期管理、気道管理、神経ブロックなどに関する勉強会・研究会を開催しています。

  • ハンズオン

    「術中管理に役立つ 心エコーになれよう!!」を開催いたしました。

  • ハンズオン

    麻酔科ハンズオン「DAM (Difficult Airway Management)」を開催いたしました。

  • ハンズオン

    麻酔科ハンズオン「豚の気管を用いた輪状甲状膜穿刺・切開」を開催いたしました。

  • ハンズオン

    麻酔科ハンズオン「気管挿管と気管支鏡操作をもっと練習してみよう!」を開催いたしました。

  • セミナー

    札幌医科大学医学部麻酔科学講座の山蔭道明教授をお迎えして滋賀周術期管理セミナー「しっかり取り組もう体温管理」を開催いたしました。

  • ハンズオン

    麻酔科ハンズオン「豚の肺付気管を使用したTissue Lab」を開催いたしました。

  • ハンズオン

    麻酔科ハンズオン「DAM(気道困難管理)を学んで、気道管理のエキスパートに近づこう!」を開催いたしました。

  • ハンズオン

    麻酔科ハンズオン「豚の気管を用いた輪状甲状膜穿刺・切開」を開催いたしました。

  • 研究会・講演会

    ホテルグランヴィア京都にて第26回滋賀県麻酔ペインクリニック研究会を開催いたしました。

  • ハンズオン

    麻酔科ハンズオン「上肢の神経ブロック」を開催いたしました。

  • ハンズオン

    麻酔科ハンズオン「豚の気管を用いた輪状甲状膜穿刺・切開」を開催いたしました。

  • 研究会・講演会

    ホテルグランヴィア京都にて金沢医科大学と共催で全身麻酔領域講演会(第27回滋賀県麻酔ペインクリニック研究会)を開催いたしました。

  • 研究会・講演会

    琵琶湖ホテルにて第25回滋賀県麻酔ペインクリニック研究会を開催いたしました。