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教室紹介

ペインクリニック科

科長からの挨拶

痛みは非常に辛く日常生活に大きな影響を与える症状です。慢性痛の有病率は人口の20%と言われており、多くの方が悩まされております。そこで滋賀医科大学麻酔学講座では、2007年よりペインクリニック科を開設し、痛み診療の中核を担うべく、治療のみならず、教育、研究に取り組んでおります。なかでもX線透視下・超音波ガイド下での神経ブロック療法を数多く施行し、安全かつ確実な治療法として、確立してきました。
さらに、最近では、高周波熱凝固法、パルス高周波法による神経ブロック療法を積極的に取り入れ、安全性が高く、長期間にわたる効果が期待できる治療法を確立しています。
われわれは、患者さんの精神心理状態、社会生活の状態、日常生活の活動度を考慮して、痛みに苦しむ患者さんのQOL向上に貢献することを目標にしております。
北川 裕利